アースベイル・ローエンヴィント(ベイル)
年齢:17歳 髪色:紫 瞳色:赤
身長:174cm 体重:70kg
ぶ、武器と防具は装備しないと効果が無いよ!
蛮族社会を憎み、人間社会で成り上がって蛮族潰そうという野望を抱くドレイク。
戦闘用の技能を何も持たない完全なサポーター。
エルナ・リリエンクローン
年齢:15歳 髪色:黒 瞳色:紫
身長:150cm 体重:44kg
元お嬢様。事故により従者を喪い、失意に暮れていたところを、
幼馴染のフラントに連れられ旅に出た。内気娘。
専業魔法使い。この段階で回復アイテム持ってるのこの子だけってどうなの。
フラント・クロムスター
年齢:15歳 髪色:金 瞳色:緑
身長:?cm 体重:?kg
エルナの幼馴染。幼い頃から冒険者に憧れていた少年。
どことなく悲壮感に囚われがちなパーティの中でも随一の明るさと軽さを持つ。
また、パーティ唯一の前衛である。偏っている。び、BBTとかじゃないんだからね!?
メイ・トリックスキー
詳細不明
元貴族の屋敷で働いていた元メイド。自分のミスが連鎖反応を起こしたせいで
その屋敷を完全に没落させてしまい、借金返済のために冒険者の道を選ぶ。
マギテックシューター。将来的には二丁拳銃を見据える。
第一話
我 地上に炎を投ずるがため来たれり その炎の既に燃えしを如何に思わん
洗礼の時至るまで 我ら艱難の路の内に在り
我 地に和平を与えんために来たと思うなかれ
我 汝らに告ぐ 然らず 寧ろ争いなり
今よりのち 一家に五人あらば 三人は二人に 二人は三人に分かれて争わん
即ち 父は子に 子は父に 母は娘に 娘は母に
主 群衆に向き直りて曰く
偽善の輩よ 汝ら西に叢雲見ては驟雨を知り 南風吹かば空の晴れるを知れど
天地の模様を見るに同じく 時代の模様を見るに至らず
正しきを知らぬ自らを恥じよ
――――マタイによる福音書 第12章 49-56節より抜粋。
ソード・ワールド2.0 終憶のロストメモリー
序章
水面に映ゆる虚ろを仰ぎ
第一話(前編)
GM | ……というわけで第一話、開始致します! |
エルナ | きゃーどんどんぱふぱふ! |
ベイル | どんどんぱふぱふ(笑) |
フラント | ナアァ〜〜ッツィゴンニャ〜〜〜〜マバギティッ チババ〜〜ァ(一同爆笑) |
GM | あの、リプレイ残すこと考えて行動してくださいね!? なんでいきなりライオンキング歌ってんだよ! 早くも波乱だよ!(笑) |
ベイル | ……みんなに春さんを知ってもらいたいと思って……? |
メイ | よけいなお世話だよォ!(笑) |
GM | なんでここで『春さんを知ってもらいたくて』って言葉が出てくるんだよ!?(爆笑) |
ベイル | あとから参加するかも知れないじゃないか!(笑) |
TIPS:ナアァ〜〜ッツィゴンニャ〜〜〜〜マバギティッ チババ〜〜ァ ライオンキングの主題歌、エルトン・ジョン作曲『Circle of Life』。 TIPS:春さん まだここには居ないがサークルの一員。 | |
GM | ま、まあいいや。 ……えー、じゃあ君達は……フェンディル王国、遺跡の町リーリゥムより、魔力の森を横目に見ながら、西へ一日程度の距離にある小さな村『ラインファート』…… そこに向かう小さなキャラバンの馬車に揺られている。 |
エルナ | うん……。 |
GM | 新米冒険者として、まずは、と勧められ、同行した熟練の冒険者から、隊商護衛任務のコツを教えられていたのである。 そして、そんな最初の旅路ももうすぐ終わり。 依頼主のタビット『マルセル・ケシュシュ』の言う目的地、ラインファートへと辿り着こうとしていた……。 ……あ、ちなみにこのマルセルってタビットは、打算こそあれかなり親切なタビットで、自分の食料を出して君達と一緒に食事を取り、見習いにも関わらず、他の一人前の冒険者と対等に接してくれてる。 |
ベイル | おお。 |
エルナ | いいタビットですね。 |
GM | ……タビットの公式NPCの評価があまりにも低いので、「うさぎもっと流行れ!」っていう気持ちを込めて……(一同笑) えー……では、何か支障が無ければ、君達はそれぞれ、移動するキャラバンの馬車に揺られているかな。 |
TIPS:フェンディル王国 テラスティア大陸北部、ザルツ地方の西に位置する国。 TIPS:タビット うさぎ。PC使用可能種族。ラクシアでこの先生きのこれるか不安な種族ランキング一、ニを争う。 | |
エルナ | 今みんなガタガタ揺られてるのかー……。 |
GM | まあ、「ちょっと休むとよいよ!」と声をかけられて、ってところかな。時刻は朝。 護衛とはいえ、特に外を警戒している必要性も無いし。ぶっちゃけ寝ててもいい。 |
エルナ | じゃあ疲れてはいるけど、落ち着きなくきょろきょろ周囲を見回してる感じにしよう……。 ……席順どんな感じだろーね? 向い合ってるのコレ、四人で? |
GM | どうだろう、皆どんな感じかな? |
ベイル | じゃあ……奥のほうで目深にフードを被り、視線を見せずに人間観察をしている。 |
フラント | ……寝るかー!(笑) |
メイ | じゃあ……マルセルの方を見ながら…… 見てながら別段注意もせず馬車に揺られておこう!(笑) |
エルナ | ……フラントが寝ちゃったから……人に話しかけるにも、なんか……(一同笑) |
GM | ああっ拠り所が無くなった(笑) |
エルナ | (きょろきょろきょろきょろ……) |
GM | じゃあ……そんな穏やかな空間に――……穏やかかコレ?(一同笑) ……と、とりあえず平和“だけ”(強調)はある空間に、依頼主のタビット、マルセルの声が飛び込む。 |
GM/マルセル | 「やァ諸君! そろそろ外でも見たらどーだい? もうすぐラインファートの入り口が見えてきそうだ!」 |
ベイル | む…… |
メイ | おっ? |
フラント | ん? ……と、起きた。おはよう!(一同笑) |
エルナ | お、おはよ……。 |
メイ | おはようございます。 |
ベイル | ……よく寝ていたようだな。 |
フラント | あぁ、結構疲れたなァー……。 |
GM/マルセル | 「やあ、お目覚めかいフラントくん! ……いやー、しかし、これで君達との旅も終わりとなると、寂しくなるねえ! 道中、仕入れや卸しまで手伝ってもらっちゃってありがとう! いやー、大助かりだったよ!」 |
フラント | いやいや。 |
エルナ | こ、こちらこそ、お世話になりました……。 |
GM/マルセル | 「うん! ……今からゆくラインファートという村は、村の規模こそ小さいが、“ジャーベル・ウォーキーの魔力の森”にほど近いため、一風変わった特産物が豊富でね。一種の穴場とも言える。 君達も、将来商人をやる時にはきっと役立つから、覚えておくとよいよ?」 |
メイ | しょ、商人……。 |
エルナ | ご本で、読んだことあります……。 |
ベイル | ふむ……知識として、覚えておいて損はなさそうだ。 |
TIPS:ジャーベルの魔力の森 フェンディル王国西部に広く位置する森。 | |
GM/マルセル | 「んむ! ……そうだなァ。ワタシは商品を仕入れたらすぐに次の旅に出てしまうが…… 君達の場合は、少し滞在して、冒険者の店で依頼を見つけて、腕を磨くとよいかもしれないね。 冒険者の事情はあんまり知らないけど、そうでなくてもココは観光名所としても穴場なんだ!」 |
メイ | おお、そうなんですか! |
ベイル | 観光……か。 |
GM/マルセル | 「……おっ、そら、見えてきたよ!」 ……と、ではラインファートへの小さな門が、道の向こうに見えてくる。 |
エルナ | モノローグで(うー、おしりがいたい……)って言っとこう(一同笑) |
◆ラインファート村◆ | |
GM | えー、では、隊商護衛任務を終えて、先輩である熟練の冒険者――アレックス・パレンバーグという人間と、依頼主マルセルがいくつか言葉を交わす。 それから、マルセルが君達の方にも向かってくるのが見える。 |
GM/マルセル | 「じゃ、約束の報酬だね! ……はい、みんなにも」 という感じで、全員ここで500Gを取得してよい。 まあ、本任務ではなく見習いという立場としては、相場よりもかなり多い額ではあるね。 |
エルナ | わ、わー…… |
メイ | お、お金だ……! |
ベイル | ……こんなに、か? 随分多いようだが……。 |
GM/マルセル | 「ははは、気にしないでよいよ! 商人たるもの、お金が出てゆくことを嘆いてはならない! お金は最初に出て行って、後から十倍になって返ってくるものだからね」 |
エルナ | ああ…… |
ベイル | ……なるほどな。 |
フラント | ご、5000にして返せってことか!?(一同笑) |
GM/マルセル | 「いやいやいやそういう事じゃないさ!?(笑) ……いやまァ、そういう事でもいいけどね? 情けは人の為ならず、私のための先行投資! ってね。 『将来、絶世の英雄が私の店を贔屓にしてくれる権』を、君達からたったの500Gで買ったんだ。安い買い物だって思わない?」 |
エルナ | ……か、かっこいい……! |
ベイル | そういう事なら……頂いておこう。 |
GM/マルセル | 「うん! でも、君達には本当にそうなって欲しいなァと願ってるよ! ではっ、マルセル商会を、今後ともご贔屓に! 短い間だったけど、楽しかったよ!」 ……と、そう言って、彼は村の中へと去っていく。 |
エルナ | い、いい人だったね…… と、フラントに話しかけとこう。 |
フラント | そだな(雑)(一同爆笑) |
GM | めっちゃ軽い!?(笑) |
フラント | いや、今のは俺の発音が悪かった、実際にはそんな軽いわけではない!(笑) |
エルナ | そだな(笑) |
ベイル | そだな(笑) |
GM | そ、そだな!(笑) ……じゃあ、そんな感じで君達がマルセルの背を見送っていると、先ほどマルセルと話していた熟練の冒険者、アレックス・パレンバーグが君達の元に歩いてくる。 ……彼はやや歳を重ねた冒険者で、両手剣を背負い金属鎧を着た戦士である。 魔法は使えないが、スカウト・レンジャーなどの技能は比較的高く、一行はこの道すがら、彼に冒険の心得や野営のコツ、探索の留意点や主婦の知恵などをひととおり教わったと言える。 |
エルナ | え、えーと……カレー粉はすごく便利とか……(一同笑) |
ベイル | 臭みのある肉を食うための必需品だからな……(笑) |
GM | ……まあ、全体的にベア・グリルスみたいな事を言ってたんだろう!(笑) 『見てください、野生動物が死んでいます。自然死した動物は疫病の可能性があるため食べることはできませんが、湧いているウジは食べることができます。グッドプロテイン!』とかそのような事を(一同笑) |
エルナ | む、虫はやだなあ……(笑) |
TIPS:ベア・グリルス ディスカバリーチャンネル供給番組『MAN vs. WILD』などで活躍する冒険家。 | |
GM | ま、まあそんなサバイバルな冒険者アレックスが近付いてきて、君達と一緒にマルセルの背中を見送りながら―― |
GM/アレックス | 「……タビットとしては、本当に感じのいい人だよな。 金で人脈と信頼を買う、か……道中、お前らも見たろう? あれで本当に繁盛してるんだよ、マルセルの移動商隊は」 |
ベイル | ああ、そのようだな。 |
GM/アレックス | 「やっこさんの言う“先行投資”の結実だわな。各地で積み重ねた好感度の高さが、彼の商売を手助けしている。 実力よりも、人脈と信頼……俺たち冒険者も同じだぜ。頑張んな、これから!」 |
メイ | ……わかりました! |
エルナ | (おずおずと首を縦に振る) |
ベイル | 忠告、感謝する。……善処しよう。 |
GM/アレックス | ではそんな君達を見て、満足そうに頷く。 「まァー……道中見たとこ、もうお守り付きはスパッと卒業だな。 次は一つ、いよいよ自分たちだけで何かやってみるといい。なに、今回みたいにやりゃあ何だって楽勝だ! じゃ、復習と行くか! いいかー、冒険者最大の心得! 『まだいける、は』――」 |
エルナ&メイ | も、もうあぶない! |
GM/アレックス | 「『ちょっとの油断は』――」 |
フラント | まだいける!!(一同爆笑) |
GM/アレックス | 「最初に戻った!? お前、ここでボケんなって! 不安が残るじゃねーか! ……ま、まあいいや。こういう時にボケられるってのも、考えようによっちゃ立派なもんだ。 お前らなら“神へのきざはし”だってすぐに登れるようにならァな」 |
エルナ | そっ……それはちょっと……! |
TIPS:神へのきざはし ルキスラ帝国東南部に位置する、ザルツ地方最大の霊峰。標高は1万mをゆうに超えると言われる。 | |
GM/アレックス | 「言い過ぎって訳でもねえと思うんだけどなァ。 ……じゃあ早速、我らが故郷、冒険者の店まで歩きますか」 |
メイ | はい! |
ベイル | じゃあ、そのアレックスに追従するように歩いて行こうかな。 |
エルナ | フラントの後ろを歩くよ! |
フラント | エルナの前を歩くよ!(一同笑) |
GM | もう対になってるな完全に(笑)
……えー、じゃあ君達はアレックスに連れられ――というか、一緒に歩いて、かな。冒険者の店『花の紋章亭』に着く。 この『花の紋章亭』は、まあ君達もアレックスの説明を道すがら聞いただけだが、村の中央、『遺跡広場』という広場に面して建っている。 『遺跡広場』は小さな祠めいた神殿の遺跡を中央に持つ石造りの広場だが、それが本当は何の遺跡なのか、神殿だとしてもどんな神の神殿なのかは不明である。遺失しちゃってるわけだな。 外縁には様々な花が咲き、子供達の絶好の遊び場となっている。 |
エルナ | 遺跡周辺はわりと興味ありげに見てるよ! きょろきょろ。 |
GM/アレックス | 「この花と遺跡の国であるフェンディル王国には、こういうものが沢山あるんだぜ」 みたいな事を、歩きながらアレックスから説明されてたわけだ。 |
ベイル | 説明を聞きながら周囲を観察していよう。 |
エルナ | 綺麗だし、色々あってテンション気持ち高め(笑) |
メイ | 子供の方を見ながらアレックスについていくよ。 |
GM/マスター | では、君達が冒険者の店に入ったところで、カウンターに立っていた、アンクルホーンみたいな髭を生やしたオヤジが君達の方を見る。 「いらっしゃい……お、見ない顔だな。冒険者かい?」 |
メイ | あ、はい、そうです! |
TIPS:アンクルホーン ←これ | |
GM/マスター | 「ようこそラインファートへ。ここは小さいがいい村だろ……って、そいつはこれから見に行くのかな?」 |
ベイル | そうだな。今来たばかりだ。 |
GM/マスター | 「まあいいさ、ご滞在ならお安くしとくぞ」 と言って、彼はグラス磨きの仕事に戻る。 |
ベイル | ……少なくとも宿は取っておきたい。一泊いくらだ? |
GM/マスター | 「ん? そうだな……泊まりは何人だい?」 |
メイ | 四人? |
ベイル | ……ということで、大丈夫なのか? |
GM | 横にいたアレックスは、それを肯定するように頷き、手を振る。 |
GM/マスター | 「四人か……ん? ……ああ、なるほど。じゃあ……食事、風呂、その他コミコミで、一人5Gでどうだ?」 |
エルナ | ……や、安い……! |
フラント | ……うん、いいんじゃないか? |
ベイル | うむ。いつまで滞在するかは判らないが。 |
メイ | 私は泊まりますよ! |
GM/マスター | 「ん、まあ、ここも特に何も無いような田舎だが、物騒な事も起きるでもなし……」 |
エルナ | (小声で)フラグかな……(一同笑) |
GM/マスター | 「観光がてら、好きなだけ滞在していけばいいさ」 |
メイ | ありがとうございますー! |
エルナ | (無言でこくりと頷く) |
ベイル | じゃあ一週間分の部屋代を置いておこう。35G払う。 |
エルナ | ん、じゃあそれに倣って私も35G…… |
フラント | じゃあ俺もそうしよう。 |
メイ | ケチなので5Gを堂々と置いてく。(一同笑) |
GM/マスター | 「ん、姉ちゃんは一泊でいいのか?」 |
メイ | とりあえず、一泊分のお金だけ! |
GM/マスター | 「なるほど。そういう事なら、後から追加で払ってくれい」 |
ベイル | ……ところで、俺達は冒険者なわけだが……何か手頃な仕事はないだろうか? |
GM/マスター | 「仕事? 仕事ねえ……?」 と、そう彼が考え始めたところで、カウンターの横の方にいたアレックスがそれを遮り、 |
GM/アレックス | 「まァまァ、実は一仕事終えたばかりでね。あれこれ考える前に、ひとまずエールを一杯だ、こいつらにもな」 と言って、皆の分の硬貨をカウンターの上に出す。 そんなわけで、皆に飲み物が出てくるので、とりあえずテーブルにつくといい。 |
エルナ | ど、どうしようフラント、私お酒飲んだことない…… |
フラント | お、俺も無いけど…… |
GM/アレックス | 「まあまあ、これから冒険者やってくんだったら、酒の一杯や二杯や十杯や二十杯も飲めねえと!」 と、手をヒラヒラさせながら(笑) |
エルナ | ヒィ!?(笑) |
フラント | ま、まあ……一口だけなら大丈夫だろ! |
エルナ | そ、そうかな……? じゃ、じゃあ、いただきます…… |
ベイル | では俺も、有り難く頂こう。 |
メイ | ううっ、お酒なんて久しぶりですねえ……! |
エルナ | ……かんぱーい! ってするの? |
ベイル | ……ここは年長者にまかせよう(笑) |
GM/アレックス | じゃあ年長者であるアレックスが君達に合わせて「乾杯!」 |
一同 | 「かんぱーい!」 |
GM/アレックス | 「次の仕事があるってのも分かるが、まずは一仕事終えたんだし、これがねえとな!」 と言いながら、彼はごくごくとエールを飲み干していく。 |
エルナ | おそるおそる…… |
GM/マスター | では、そんなこんなで君達がまったりし始めたところで、マスターがさっきの話の続きをし始める。 「しかし、仕事ねえ……実は今、初心者向けのいい依頼があんま無いんだよな」 |
一同 | ふむ? |
GM/マスター | 「いや、と言うのも、この村には自警団ってモノがあるんだが、これが小さい村の自警団とは思えないほど腕が良くってな。 こんな守りの剣も無いような小さい村じゃあ、自警団は強いに越した事ァ無いんだが……問題ごとや村ん中の依頼は、大抵こいつらが快く片付けてくれるおかげで、簡単な仕事がもう無えのよ」 |
TIPS:守りの剣 第八世代の魔剣の一つ。『穢れ』を撥ねつける程度の能力を持つ。 | |
エルナ | 青年団ですか……? |
GM/マスター | 「まあ、そんな感じだな」 |
ベイル | なるほどな……。 |
GM/マスター | 「うーむむむ…… ……あっ、いや、一つあるな。一つあったぞ」 |
メイ | おっ、本当ですかっ? |
GM/マスター | 「実は、最近ここに滞在してる冒険者で、おととい帰る予定だったヤツがいるんだよ。 ウチの頼みで、珍しい果物摘みに出たまま帰ってねえんだ。 一日くらいのズレはよくあることだが、もし今日になって帰らなかったら、自警団の奴に言って様子を見に行って貰おうと思ってたんだが…… アイツが行ったのは“魔力の森”の比較的浅い部分だ。駆け出しでも充分探しに行ける場所さ。 まあ多少の危険はあるが、そりゃどこでも同じってね。 ってなわけで、『消えた冒険者の捜索』だ。頼まれてくれないか?」 |
フラント | まかせなッ!(即答)(一同笑) |
エルナ | ふ、フラント…… ま、まあ、そうだね…… |
メイ | 私も構いませんよ? |
ベイル | うむ……というわけだ。この依頼、受けさせてもらおう。 |
GM/マスター | 「よし! ……しかしお前ら、今日依頼を終えたばっかりだってのに、いきなり次の依頼かい。やる気があっていいねえ!」 |
メイ | ええ、新人は皆そうですよっ! |
GM/マスター | 「確かに、新人はそうでなくっちゃな。ターゲットの名前はジンだ。ジン・ラファーガって奴で――……」 と、特徴を適当に、再利用可能な木の板とかに書いて教えてくれる。というわけで、ジンの特徴が書かれた木片を手に入れた。 |
TIPS:木の板のメモ リアル中世の時代ですが、羊皮紙なんか簡単に使えたのは一部の富裕層だけでした。 | |
エルナ | か、かさばるなあ……。 ……この子はお貴族様である!(一同笑) |
ベイル | ……とりあえずこれは、手荷物が少ない俺が持っていよう。 |
エルナ | お、おねがいします……。 |
GM/マスター | 「一応、危ねえと思ったらすぐに引き返すんだぞ。連れてくるのが難しそうなら、ジンがいる場所や状況さえわかれば、まあいいからな。 ……それと、もし何か、他に面白いモノを見つけたら、アドリブで採取して持ってきてくれりゃ高く買う」 |
メイ | 面白いモノ……ですか? |
GM/マスター | 「まァ、冒険者なら、その辺の勘を磨くのも大事だ。最初の目的は忘れちゃいけないがね」 |
エルナ | なるほど……。 |
GM/マスター | 「依頼内容は以上だ。……そういやお前ら、地図、持ってるか?」 |
ベイル | いや、道具屋で買おうとは思っていた。 |
GM | ふむ、そうだなー……。 ではマスターは、「なら、そこの遺跡広場を出て右に――」と言った調子で、道具屋の場所を教えてくれる。周辺地域の詳細な地図を買うなら、5Gほど消費して貰おうかな。 |
ベイル | とりあえず俺は買うよ。 |
エルナ | じゃあ予備に私も買っとこう。なんか燃えたりしたら大変だし。……えっと、ジャーベル・ウォーキーの森、ですっけ……。 |
GM | ふむ。魔力の森について詳しく知りたい場合は、見識判定、知名度は12で判定してくれたまへ。 まあ名前とかは知ってるだろうけど、細かい歴史とかの情報だな。 特にメリット考えてないけどフレーバーとして知っときたい人はどうぞー。 |
エルナ | 私はつい最近そこらへんを読み込んだので覚えてるけど、多分PC的には知らない!(笑) |
ベイル | (ころころ)……11が出た。 |
GM | 妖怪いちたりない!(一同笑) ……では魔力の森については、詳しくは分からなかった。 でも地図は買ったので、どこに向かったのかはマスターに聞いてすぐにわかったとしよう。今回迷うことはない。 依存がなければ森を目指して出発とする。 |
TIPS:妖怪いちたりない ボードゲーム界隈でよく出現する現代妖怪。 | |
◆フィールド◆ | |
GM | では移動になるので、エンカウントとランダムイベントの判定になりまーす。 とりあえず、ここはメチャメチャ平穏なので、危機感知判定で目標値8。平目でも振れる。いっぺんに振っていいよ。 |
一同 | (ころころ)……成功! |
GM | じゃあ、8以上を出した人の功績で……ってところかな。安全な道を行くことができた。 |
フラント | ……出してないのベイルだけじゃん!(一同笑) |
GM | ああっ蛮族の中で育ってきたから人族にとって安全な道がよくわかってないんだ!(笑) ……じゃあ次はランダムイベント表を振るよ。代表者なので、ここは適当に一番高かったメイちゃん。D66を振ってくれたまえ。 |
メイ | おっけー、イヤーッ!(ころころ)……1! 1!(一同笑) |
GM | 1-1か! いきなりだが1-1だと何もないな! 平穏な道が続く!(笑) ……じゃあ、君達は何事もなく魔力の森へと辿り着くことができた。 |
◆魔力の森◆ | |
GM | ……というわけで、スタート地点だ。 えー、そうだなあ。ここについて詳しく知っている人はいないので、何が出るかはよくわからない! ここから先は自分の目で確かめてくれ!!(一同笑) |
メイ | ファミ通の攻略本!?(笑) |
GM | じゃあ、地図作成判定と同じもの……『スカウトorレンジャー+知力』で、森を正しく進めるかどうかを判定する。 振るのは全員でいいよ! |
一同 | (ころころ) |
GM | うん、目標値は10だったのでちらほら出てるな。 では、君達はジャーベル・ウォーキーの魔力の森の中を、行方不明の冒険者、ジンを探して歩き始めた。 まだ森も浅い部分で、昼なお暗いとまではいかずとも、日光は重なる木々の葉が遮ってしまい、やや薄暗い。とは言え明かりは必要ないくらいだけど。 まあこの辺だと、おどろおどろしいってより、大自然っていいなァ〜って感じられる程度の穏やかな雰囲気だね。 |
エルナ | 今まで家の中ばっかりだったので、目をキラキラさせてる(笑) |
GM | えー、では、君達がそのまま進んでいくと、色鮮やかな果物がなっている樹を見つけた。 君達はこれに興味を示して収穫を試みても、立ち去ってもよい。 |
ベイル | ……その果物、俺は知っているか? 食えるものかどうか、とか。 |
GM | ふむ……双眼鏡を持っていなければ、近付かなければわからない。 |
ベイル | む……では接近。 |
GM | OK。では『セージ+知力』で判断してもらえるかな? 目標値は12、かな。 |
メイ | 平目ですね! イヤーッ!!(ころころ) なんだこの食べ物は!?(一同笑) |
エルナ | こんな果物、見たことないです……。 |
ベイル | (ころころ)……13! |
GM | では……近付いて観察してみた結果、ベイルはそれが何だかわかる。『不思議な種』が入っている果実だ。 ……はい、これエントレットですね! 今の『セージ+知識』は、魔物だとバレちゃうから伏せていたけど魔物知識判定でした!(一同笑) |
TIPS:エントレット MLv.7、2部位モンスター。妖精魔法Lv.8まで使用可能。 | |
ベイル | エントレット……!? ……だな。 |
フラント | エントレット? ってなんだ? |
エルナ | なんですか……? |
メイ | どんな食べ物ですか?(一同笑) |
ベイル | 食べ物ではない。これは―― と、皆に説明する。 |
エルナ | ヒィ!?(慌てて離れる) |
フラント | ま、マジかー……。 |
メイ | あやうく食べに行ってしまうところでした……! |
ベイル | まあ、敵対的な魔物ではないが……。 |
フラント | お、じゃあ何もしなければ大丈夫なんだな? |
ベイル | ああ。下手に刺激しなければ、友好的に接してくれる。……だが、この果実を取ろうものならば……。 |
一同 | …………。 |
フラント | うん、やめとこう、それは! |
ベイル | 危害を加えなければ大丈夫だ。 |
エルナ | じゃあ、これは取れないって事ですね…… |
ベイル | そうだな……やめておいた方がいいだろう。 |
エルナ | そ、そういえばですけど、その…… ……と、言い淀みつつ、目的の冒険者ジンはこれを取るために来てたのでは、と伝えてみる。 |
ベイル | こ、これを……取りに来てたのか……? |
エルナ | 珍しい果物を取りに行ったら……行方不明……じゃなかったっけ……? |
フラント | ああ――…… …… ……ヤバいんじゃないか?(一同笑) |
メイ | それは確かにヤバいような気がしますね! |
エルナ | こ、この辺、探せばいないでしょうか……? |
GM | それらしき足跡を探すなら、足跡追跡判定だ。他にも聞き耳判定その他もろもろ試みられる。目標値は8。 |
一同 | (ころころ)……10行った! |
GM | OK、では8以上を出した者にはわかる。 この周辺、そういったトラブルがあったような乱れた足跡は無い。目的地とも違うし、ジンが通った形跡も無いようだ。 |
エルナ | ……よかった。 |
ベイル | うむ。どうやらコイツに襲われたというわけではないようだな。 |
メイ | 彼に植物の知識があったようでよかったです……私にはありませんでした!(一同笑) |
GM | では君達は、この魔力の森の中では、迂闊な行動はあまりに危険なのだと知り、先に進む。 |
ベイル | ……何か見つけても、なるべく迂闊に触ったりしない方がいいだろう。 |
エルナ | わ、わかりました……。 |
GM | では今一度、地図作成判定同様の『進行判定』を振ってもらおう! 目標値は同じ10で! |
ベイル | 一応俺も振っとこう……(ころころ)50点!(一同笑) |
GM | ヒューッ!!(笑) |
TIPS:50点! SW2.0では、判定時に自動失敗(ピンゾロ)を出すと、『失敗から学ぶ』として経験点が50点貰えるよ! | |
ベイル | (やはりこっちの地理は解らんな……)っと、こう、心の中で(笑) |
メイ | (ころころ)……いい目だ! |
フラント | (ころころ)よし14! |
GM | では、メイとフラントが的確に森の中の道を見つけ、目的地へ向かって正しく進むことができた。 ……じゃあここで、何もプラスされない平目の2d6を全員お願いします。 |
メイ | (ころころ)……(無言で爆笑) |
GM | なるほどね! 判定は判定なので50点をあげます!(笑) |
フラント | (ころころ)……(爆笑) |
ベイル | (ころころ)……(一同爆笑) |
GM | はい50点! 50てーんッ! なっ、なんでだよォォッ、なんで確率同じなのに6ゾロ出ずにピンゾロ三連続で振るんだよォォォ!?(爆笑) |
ベイル | な゛ん゛でだよ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!(藤原竜也風に) |
GM | な゛ん゛でだよ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!(藤原竜也風に) |
GM&ベイル | な゛ん゛でだな゛ん゛でだよ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!(一同爆笑) |
エルナ | や、やめろォォ!(爆笑) |
メイ | きょ、今日二回目だぞお!? |
エルナ | この卓ヤバいなあ…… |
GM | GMも嫌な予感がしてきました(笑) ……ではこのタイミングでランダムエンカウント! 危機感知判定! 目標値は9! |
フラント | (無言で振る)(8) |
エルナ | (ころころ)……惜しいなあ!(8) |
ベイル | (ころころ)……惜しい。あとの一人が頼りだな。(8) |
メイ | あれっこれは……(ころころ)アッ……。(7)(一同笑) |
GM | はいそれではエンカウントです! じゃあ代表としてフラント、2d6を二回! (結果を見て)……ではニードルアーチャーが四体出現! |
ベイル | まあ待て、まずは魔物知識判定からだ! ニードルアーチャーッポイモノなどかも知れん!(笑) |
GM | そうでした! 言っちゃったよ! ニードルアーチャーですどうも!(一同笑) |
ベイル | (ころころ)……弱点まで抜いた……が、炎属性ダメージ+3……。 |
TIPS:ニードルアーチャー MLv.2、植物系モンスター。わりと雑魚。なはず。 | |
◆戦闘開始◆ | |
敵:ニードルアーチャーx4 位置、前衛より15m程度の位置 | |
ベイル | では……先制は取った! |
GM | いかにも! 君達のターンだ! |
ベイル | ふむ、先に動かさせて貰うか。ディフェンススタンスを宣言し、鼓咆『神速の構え』を発動! 回避力を上昇、その他をダウン! そして味方全員の移動力+5! |
メイ | わお! |
ベイル | これで俺はターンエンドだ……後は頼―― |
フラント | せえい!(移動) |
ベイル | 突っ込んだ!? |
フラント | 突っ込むぜ! 通常攻撃……(ころころ)命中! 威力は8! ……くっ、思ったよりいかない! |
ベイル | ……全力攻撃は宣言したか? |
フラント | してない!(笑) |
GM | ……ま、まあいいでしょう(笑) 一体が8削れてHP20になります。 |
メイ | 射程である10mまで接近して、攻撃準備に移るよ! |
エルナ | 5m後退して待機……かな。 |
GM | ではこちらのターン……ニードルアーチャーは知能が無いので、本能のまま一番近い者に攻撃する! ……というわけでフラントさん、四回回避お願いします! 命中は固定値11! ダメージはこの際一括で出すよ! |
エルナ | ふ、フラント……! |
フラント | 二回回避、二回命中だ! |
GM | ではダメージ……あっ出目がいい! 11、そして7! |
フラント | 防護点で引いて、合計6ダメージだな。 |
GM | 以上だ! ターンエンド! |
ベイル | …………まじめに考えた結果…… |
一同 | ん? |
ベイル | 俺も殴りに行こうかと思う……(一同笑) |
GM | 前衛いないからな!(笑) |
メイ | じゃあソリッドバレットを一発、HP減ってる奴にブチ込むよ! (ころころ)命中! 威力8! |
GM | 8点そのまま受けて、残り12! |
フラント | じゃあ全力攻撃だな。(ころころ)命中! よしギリギリ! 威力12! |
GM | OK! 君達にとって最初の獲物が斬り伏せられ、地に倒れる! |
フラント | よし! まだ行ける! |
メイ | まだ行けるは、もっと行ける!(笑) |
GM | ……このセッションの最初に言われたことなどとうに忘れているッ!(一同笑) |
――とまあ、こんな調子で。 | |
GM | ――敵性勢力の消滅を確認した! 戦闘終了だ! |
メイ | ぐ、ぐっだぐだだよ!(一同爆笑) |
エルナ | 精神的に疲れ果ててその場に座り込む(笑) はああ……終わりました……。 |
メイ | こ、こんなに当たらないものなのね……(笑) |
ベイル | 恐ろしい……敵だった……ッ! ニードルアーチャー、その名前覚えておくぞ……(一同笑) |
エルナ | ううう……みなさん大丈夫ですか……? |
ベイル | ああ、何とかな……。 |
メイ | 私は大丈夫ですが……ふ、フラントさん? |
フラント | いやー、意外と強かったな! |
GM | じゃあ戦利品を粗製カードに変えるにも10分かかるから、その前にエンカウント後のランダムイベントを振ろう。D66をお願いします! |
ベイル | (ころころ)2-6! |
GM | OK、では……(ころころ)ほう……では今の戦いの音を聞きつけたのか、一体の蛮族が君達の元に現れます! |
メイ | ああっ!? |
ベイル | 何ッ!?(ころころ)……ゴブリンシスター!? |
TIPS:ゴブリンシスター MLv.3、蛮族系モンスター。神聖魔法をLv.3まで使いこなし、魔法誘導と拡大/数を持つため、Lv.3最強クラスの魔物と名高い。 | |
GM | はい、一体だけで出てきます。君達はそれに対して即座に何らかのリアクションを試みられますが……。 |
エルナ | ば、ば、ば、蛮族ですよ、蛮族……っ! |
ベイル | 身構えるぞ! |
GM | ……だが、そのゴブリンシスターには、どうやら敵意が無いようだ。 傷を負った人族という絶好の獲物が目の前にいるにも関わらず、ゴブリンシスターはどこか厭世的な目で君達を睥睨し、溜息を一つ吐いて、そのままこの場を去ろうとする。 |
ベイル | い、一体何なんだ……? 汎用蛮族語は一応喋れるが…… ……一応声をかけてみよう。 ……待て! 蛮族、攻撃しないのか? |
GM/ゴブリンシスター | 「攻撃……攻撃か……。今更そんな事になんの意味があろう……。 ……戦いなど何もかも虚しいものだ。もはや人生に疲れた……人生っていうか蛮生に……」(一同爆笑) |
ベイル | い、一体何があったんだ……!? |
GM/ゴブリンシスター | 「もはや話すほどの気力もない……。 貴様ら、人族だろう? 殺したければ殺せ、それが私の望みでもある……」 |
エルナ | こ、このひと…… |
メイ | なんて言ってるんです? |
ベイル | いや、殺したくば殺せ、と…… |
エルナ | え、えええ――……? |
フラント | なんか……ゴブリンも大変なんだな? |
エルナ | えっと、と、とりあえず……い、いいことありますよ、きっと……? |
GM/ゴブリンシスター | 「……いいこと……あったらよかったんだけどなあ……!」(一同笑) |
エルナ | ほ、本当に何があったんでしょう……。 |
ベイル | 少なくとも、面倒臭い奴だということは解ったな……(笑) |
フラント | ヤバい、変な奴に絡まれた(笑) |
GM | まあいいや長くなるのもなんだからこの辺で切ろう!(笑) 放っておけばどっかに去っていくし、殺したいなら殺せばタダで経験値になり剥ぎ取りもできる。 そして君達が望むなら、説得判定を試みてもいい。成功すれば、人族に与する『はぐれ』の魔物になるだろう。 |
ベイル | (お、俺は蛮族を憎んでいるはずなのに……こんなのに出てこられたらどうすればいいんだ……)(一同笑) |
エルナ | ば、蛮族は怖いですけど……そんな、暴力は…… |
フラント | まあ……殺したらちょっと、後味悪そうだしね……。 |
ベイル | ふむ……。 ……お前達でなければ、コイツは即刻殺されていてもおかしくなかっただろうな。 |
メイ | あ、私は別に殺して剥ぎ取っ |
ベイル | 説得してみよう!(一同爆笑) |
GM | OK、まあ冒険者Lv.と知力でいこう。言語の壁は通訳がいるし気にしない。目標値はモンスターLv.+2d6で……10! |
一同 | (ころころ)……二人成功! |
GM | では、主に女性陣の優しい対応によって、ゴブリンシスターは今までの生を悔い改めた! 蛮族と人族のしがらみに因われず、新たな人生を歩むことを決意したようだ。 |
フラント | ……なんだこの展開……(一同笑) |
エルナ | ううう……蛮族は怖いですけど、こうして見てみると、意外とちょっと、お顔に愛嬌がありますね……? |
フラント | そうかあ……?(一同笑) |
ベイル | ……伝えてやろう(笑) |
GM | じゃあゴブリンシスターは♀だから、顔がカワイイと言われてちょっと照れて頬を染める(一同笑) |
フラント | いやだからなんだこの展開!?(一同笑) |
GM | えー……ちょっと待ってね、じゃあ別れ際に、全員にキュア・ウーンズを拡大数で撃とう。 期待値である8点のHPを回復してくれ。 |
一同 | や、やったー! |
GM | ゴブリンシスターは、君達に感謝を述べてこの場を去っていく。 |
エルナ | い、いい事をした……んでしょうか……? |
ベイル | ……ここは人族の地、ヤツには生き辛いだろうが……それでもまあ、アレなら元気に生きていくだろう……!(一同笑) |
GM | さて、ここで説明しよう。ランダムイベントの中には特定条件を満たすと『★』が貰えるものがある。 今のがそれだ。まあミストキャッスル方式だね。というわけで、★を一つゲットだ。 ……と、そんなところで二時を回ったので、一旦セーブだ! |
フラント | ……ゴブリンオチだったな……(笑) |
中途リザルト 取得★x1 | |