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◆ヤイバ

種族
亜存在
分類
刻印体
性別
年齢
19歳
身長
172cm
体重
61kg
出身
カナダ
髪色
アメジスト
瞳色
ラベンダー
体力
魔力
攻撃
防御
機動
発想

 プロフィール・データは生前のものを記載している。元は亜人のエルーン種だった。
 出身地は便宜的に現在の地名を用いているが、彼の出生当時は『北アメリカ連盟』である。

 亜存在・刻印体のうち一体。彼が自己認識している名は、『ヤイバ』『ツルギ』『ブレード』『ブキ』などを含む広範な『意味そのもの』であるため、特定言語で表記することは難しい。ここでは便宜的にヤイバと呼ぶ。
 彼は他の刻印体よりも正気を保っているように見え、また、例外的に『剣』の形状を取っていても自己同一性を失わず、暗黒体に回帰しないという特徴を持つ。(通常、亜存在刻印体は過度の変形などによって『自分』を見失うと暗黒体に戻ってしまう)
 亜存在の特徴として『攻撃意思を持って接触したものを削り取る』能力があるため、その剣は『斬る』というより『太刀筋上のものを消滅させる』という強力無比な威力を持つ。ただし、『意識』を持ったものが充分な『感情』を込めて振るった武器には、消滅効果が現れるよりも前に到達を阻まれてしまうため弾かれてしまうようだ。
 通常はこの能力を用いて、剣化した自身を持たせた相手を虚数共振によって操り人形と成し、戦う。

 前だけ伸ばした紫色の髪に両目を覆い隠すような髪型をしていて、表情が読みにくい。その下にはやや少年っぽさを残した容貌と、髪よりも薄い赤紫の瞳がある。口許は常に楽しげに緩んでいるが、双眸はどこか疲れきったような倦怠の色を孕む。

 あまりにも長く生きているためか、時間間隔が異常に悠長。食事を摂る必要すらないため、特別に意識しなければぼんやりと寝転がっているだけで数年が経過してしまうほど。
 『未知』を好み、真新しさに関心を抱く。とはいえ常に積極的に世界の動向に気を配っているわけではなく、概ね思考はうつろな停滞の中にあり、受動的に飛び込んでくる物事だけに目を向けている。ただし『物語』には常にある程度の興味を示す。
 また、知識というよりは『経験』の量があまりにも多く、無限に思考してしまい判断を下せなくなるため、意図的に一定以上の熟考をしないようにしている。傍から見れば、それは適当で軽薄な態度に見えるだろう。


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