TOPせってい>一宮博士



一宮(いちのみや) 嗣巳(つぐみ)

種族
人間
分類
性別
年齢
47歳→57歳
身長
163cm
体重
62kg
出身
日本
髪色
灰色
瞳色
焦茶色
体力
魔力
攻撃
防御
機動
発想
SS

 量子物理学者。
 若干言動に子供っぽい印象を残した、『気のいいおじちゃん』風の壮年。落ち着きがなく、不精な割には妙なところで神経質な男だが、知識量や頭の回転については一級である。
 冴羽義隆博士とは旧友であり、主にコミュニケーション面において不器用な彼の代わりを買って出るように、よく彼の息子たちの面倒を見ていた。子供も動物も大好きだが、動物には嫌われがちらしい。
 酒と珈琲は好むが、周囲への影響を鑑みて煙草は吸わないようにしている。
 「〜やがる」という口癖があり、後々紫音に伝染した。とは言え日本語で喋る時にしか顕在化しないため、アルフェイム語や英語での会話が大半となる作中でその言い回しは数少ない。

 日用品や小物の類は、硬派なデザインの無骨なものから可愛らしいキャラクターものまで無秩序に混在しており、日常生活への無頓着ぶりが窺える。かと思えば、物質の物理的性質などには細かいこだわりを見せ、銀製の物品をゴム容器に近付けないなどの扱いは徹底している。

 亜空間素粒子放射の放射波形の法則性から、これまで観測が難しかった虚数質量体の物理的な振る舞いを読み解き、また、それらの研究結果から量子場の多重化実験を繰り返し、量子的多重構造論を確立させた第一人者である。
 転移力場の形成に関する技術はすべて彼の理論に基づいている。とは言え、実際にはそれらはドイツ・アメリカの研究機関との共同研究の成果物であり、必要経費も含めて、独力ですべてを解明できたわけではない。



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