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(かんなぎ) 名無子(ななこ)

種族
人間
分類
-
性別
年齢
23歳
身長
156cm
体重
50kg
出身
日本
髪色
闇色
瞳色
右が黒、左が白
体力
魔力
-
攻撃
防御
機動
発想
SS

 真っ白な包帯で両目を覆った奇妙な女性。自称、民俗学者。恐らく魔術師である。マジキチ。
 真っ黒なセーラー服が気に入っているらしく、よく身に纏っている。
 片言ではないが、所々で跳ねるように強調された独特の発音で喋る。(文章中ではカタカナ混じりの言葉で表現される)

 常に楽しげな微笑を絶やさず、その言動には一点の邪気もない。紛れも無く人間の姿をしていながら、見た者に“人間でないものが人間のふりをしている”かのような、強烈な違和感を覚えさせる。
 ただ、そうやって怖がられる事が多いだけで、基本的には善人である。……彼女が良かれと思って招いた結果が、当事者以外にとって良い結果に終わるか否かはさておき。現が“個を殺してでも全体を良い方向に導く”タイプだとしたら、名無子は真逆で、“全体はともかく気に入った個人を良い方向に導く”タイプ。

 自宅と呼べるものは持っていないらしく、普段は何故か学校の空き教室に寝泊まりしている。許可を得ている訳ではないのだが、《誰も気付いていない》ため追い出されずに済んでいるらしい。
 教室には大量の書物や魔術器具、家具や生活用品、果てはファービーまでもが所狭しと並べられており、完全に自室扱いである。ただし寝具は無く、名無子は普段ソファで寝ている。
 ちなみに、その高校では『“自分では解決できない悩み”を抱えた者は、“魔女の教室”に招かれる事があり、魔女に代償を払う事により悩みを解決してくれる』と言う都市伝説が実しやかに語られている。
 ただし、もしも魔女を怒らせてしまうと、二度と帰れないという。
 彼女が『教室』を構えた事例は2014年のほか、2019年にも確認されている。加齢している様子は見られない。

 包帯の下はちゃんと両目とも普通にある。ただし人工的なオッドアイであり、左目に視覚は無い。(2014年以降は両目とも白色となっている)
 ……しかし、彼女はそれでも見えているような振る舞いをする。そもそも両目に包帯を巻いているのに普通に歩けている時点で何かが見えているとしか思えないが……?



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