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Light=Eberwein(ライト・エーベルヴァイン)

種族
亜人種
分類
ヴィント
性別
年齢
16歳
身長
169cm
体重
50kg
出身
ドイツ
髪色
スカイブルー
瞳色
体力
魔力
SS
攻撃
防御
機動
発想

 ドイツ連邦共和国ハンブルク州出身の亜人種。双子の妹であるルナと共に、レイ博士の弟子&助手として虚数物理学関連の研究を手伝っている。とは言え、知識はともかく学位を持っていない彼らに任せられることはそう多くなく、実態としては見習い・学生に近い。
 両親は既にいないらしく、妹共々ローゼンクロイツ家の養子として暮らしているが、戸籍の移動は行われていない。

 鮮やかなスカイブルーの髪と、透き通る海のような青い瞳を持ち、やや童顔で中性的な顔立ちをしている。
 ぴんと伸びた特徴的な耳は、皮膚組織が硬化したきめ細かい竜鱗に覆われており、少し冷たく硬い。白っぽい裏側は柔らかく、短い産毛が生えており、犬や猫の耳の裏側をやや分厚くしたような感触。

 性格的には明るくポジティブ、やや傍若無人でお調子者。不良ではないが、決して真面目ではない。
 とは言え、その明るさは現実的な諦観に根差しており、『不幸や不条理を嘆いても無駄なので、受け入れて楽しくやろう』という考えによるもの。そのためか、普段見せている子供っぽさとは別に、どこか成熟した抱擁力のようなものがあり、比較的人好きのする性格。
 比較的重度のシスコンであり、ルナとは傍から見れば恋人同士と見まごうほど距離感が近い。学校だろうが街中だろうが手を繋いで歩いていたり、雑談時に自然と抱きしめる体勢になっていたり、別れ際のキスくらいは日常茶飯事。周りの者はだいたい慣れている。

 女性に好意を持たれることも多いが、本人は誰にも恋愛感情を抱いていない……というか、恋愛感情とはどういうものなのかを特に理解できていない。
 とりあえず自分が幸福にできる相手がいるのなら可能な限りしてやりたいとは思っているが、ルナという存在や、自分自身の『役割』のこともあって、最終的に不幸にしそうなら、意図的に一定以上の関わりを持たないようにしている。

 華鈴からは非常に懐かれており、周りからの彼女の『犬』イメージの多くはこれに由来している。
 彼女に同情心から優しく接する者はそこそこ多くいるが、自分の都合や時間・金銭的損失などを顧みず、見返りなども求めずに面倒事を背負い込もうとしてくれたのは彼だけだったという。その境遇に何か思うところがあったのかもしれない。
 とは言え、彼女は庇護に甘えることを良しとしないため、決して優しさに依存せずに自立できるようと頑張っており、ライト自身もそれを応援している。

 リミルとはお互いに立場が似ており、思考や価値観も似通っていることから、出会ってすぐに友人として懇意になっていった。
 次第にそれ以上の好意を抱かれていることにも気付いてはいるが、単純に嬉しく思う半面、何よりも彼女の事を心配しており、どう対応したものかと迷っている。

 兇闇に対してはその実力の高さや迷いのない言動を強く尊敬しており、同年代かつ同郷の人として若干の嫉妬心を抱いている。彼自身、その感情を自覚することで制御しており、よく剣術や体術を教えてもらっている。(逆に兇闇からはそういうところを尊敬されていることを彼は知らない)
 それだけに、彼が迷って足を止めそうになった時には、激しく叱咤して立ち直らせた。自分から彼を超えようとして努力している割には、いざ超えてしまうなら「お前は俺の上にいなきゃ駄目だろうがァ!」と理不尽に怒ってくる。よくわからない心理である。
 現状、大真面目に模擬戦を行えば、四十回に一回くらいは奇策で勝てる程度の勝率。

 音楽はスピード感があってノリの良いメロコアやエモを好む。パンクっ子。


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