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桜花(おうか) (ひじり)

種族
人間
分類
-
性別
年齢
14歳
身長
151cm
体重
37kg
出身
日本
髪色
瞳色
暗い茶色
体力
魔力
攻撃
防御
機動
発想

 東京都西部の比較的田舎ゾーン、多摩地区の東大和市に住む女子中学生。
 結とは小学生時代からの親友。他に友達はあんまりいない。

 いつもどこか眠たげでぼんやりとした表情をしており、加えて無口なところから、内気で消極的なタイプと思われがちだが、どちらかと言うと喋らないだけで積極的な質であり、強烈な個性を内に秘めている。
 性格的には自由奔放で寂しがり。ついでに絶妙にコミュ障で、ややストーカー気質。
 『ごく普通の』少女と言い切るには多少趣味や性格が濃いが、『ちょっと変な子』範囲のあんまり夢見ないオタクである。腐った趣味は嗜む程度に。

 シングルマザーの家庭で、母親は働き通し、かつ他と比べても放任主義なところがあるため、孤独には強い。
 逆にそのコミュニケーション不足の結果が、常に高速思考を行い、時に発想を異次元の彼方に吹き飛ばす生命体を完成させた。

 思考はやや厭世的かつ虚無主義的で、自己評価が低い。
 そのせいか着飾ることや気取るような事に抵抗があり、自分が着飾っても滑稽に思ってしまう。生来の面倒臭がりな性格もあり、周りで誰かが促してやらなければ、『平気だろ少しくらい』と普段の入浴や着替えすらすぐに省いてしまうので、結などがよく面倒を見ていた。
 ムダ毛の処理も甘いのでニーハイソックスで隠していたりする。随所が雑である。

 アニメ・ゲーム趣味や、オカ板・洒落怖スレの話が好きだったのを切り口として、あまり専門的ではないがオカルティズムにそこそこ通じており、民話や伝承などにも詳しい。何にでも意味や理由を求める分析癖はここから来ている。
 
 オタク文化やネットカルチャーに触れすぎた影響か、やや耳年増な上に倫理観がズレており、周りに比べて異性への好奇心が旺盛なタイプ。
 ただし恋多き人であったかと言うとそうではなく、本来は恋愛感情全般をくだらないものと断ずる性格である。恋愛映画や青春ドラマに露骨に嫌悪感を示すタイプ。能力バトルものなどで本筋を邪魔しない程度にあっさり描写される恋愛要素くらいならむしろ好き。

 螢一に関しては、性格や容姿の面からあまり男性視せずに親密になり、その後から男性性に気付いていった。そのようなパターンでなければ、恐らく警戒心が勝っていて男友達は一人もできない。
 また、泊まりに行くほど親密になった後も、彼に対して恋愛感情を抱いているわけではない。

 好奇心から様々なちょっかいをかける場合はあまり照れたりしないのだが、いざ好意的な相手から露骨な愛情を向けられたり、自分が責められる側に回った場合は、ひどく照れて慌てる。
 また、自分の肌を見られたりするのは『恥ずかしい』とは思わないが、『見苦しいものを見せるのは申し訳ない』という感情のために隠そうとする。故に、そう思わないことが確実な相手に対してはあまり気にしない。
 だらしなくしていれば世話を焼いて貰える事を自覚しているのもあり、そのような振る舞いには打算的な節もある。わりとクールで強かな子。

 音楽の趣味は重苦しいラウド・エクストリームメタルに傾倒している。
 これは結がバンギャだったため、その中でも特に『重い』ものの趣味がカラオケを通じて伝播した結果である。
 また、カラオケでちょっと練習したのでデスボイス・ガテラルボイスが出せる。自称『ちょっとしたギャップ萌え狙い』。無論、別にそんな理由はなく、やってみたら出来たので叫びたいだけである。
 その代わりと言うべきか、普段はあまり可愛い声は出ない。
 好意的に捉えるなら、低く冷静な喋り方をするので、落ち着いた雰囲気がある声。

 一人で暇だった時に父親の遺品をよく触っていたため、ベースをそこそこ上手く弾くことができる。
 とは言え、その練習方法がやや独特で、特に上手くなろうと努力したわけではなく、『好きな曲をかけながらコードやベースラインを聴き取り、一緒に弾いていく』というものだったため、バンドでのセッション等の経験はない。
 ベースだけを単体で与えておくと、よく人間椅子を弾き始めたりする。暗い。

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