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◆ギオルジェダイン・グ=エデル・フェド・グウェン

種族
亜人種
分類
ディヴァン
性別
年齢
65歳
身長
199cm
体重
85kg
出身
ベネギア
髪色
金と銀の中間
瞳色
赤みがかった金
体力
魔力
SS
攻撃
SS
防御
機動
発想

 魔国ベネギアに君臨する魔王。
 現代の魔王とは決して血筋や実力のみで決定づけられるものではなく、民主政治に基づいた有権者の投票によって選出される。国政に対して強い発言権を持っているのは確かだが、基本的には議会を通して決定されるため、君主としての権力も決して絶対的なものではない。『魔王』という名には民衆にとって特別な意味があるが、宗教的なシンボルとしての向きが色濃い。任期は十二年。
 ただし、ある程度は封建社会の名残が未だにあり、また信仰の都合上も実力主義的な風潮があるため、戦闘能力が足りない魔人が魔王として選出されることはほとんどあり得ない。彼もまた、魔人全体の中でもトップクラスの魔法格闘術の使い手であり、剣、槍、棒術など一通りこなす。何を握っても強くなれるのは魔王の嗜みである。

 幻魔宮殿にて結界呪法に捕らえた勇者シスとの交戦に入り、一度は配下となることを提言するも決裂。とどめを刺そうとした瞬間、自らの娘であるギオルフィナイトによって背後から胸部を貫かれ、死亡した。
 生前は指導者として支持を集めてはいたが、戦争に積極的な態度、また進歩的ではあるものの内地への富の集中と経済格差の拡大を促進する政策については、穏健派の貴族たちからたびたび指摘されていた。

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