TOPせってい>フィーネ



◆ギオルフィナイト・グ=ベオル・ヴィヴィ・グウェン

種族
亜人種
分類
ディヴァン
性別
年齢
18歳→22歳
身長
169cm
体重
55kg
出身
ベネギア
髪色
白銀
瞳色
黄金
体力
魔力
SS
攻撃
SS
防御
SS
機動
発想

 ベネギアの魔王ギオルジェダイン第十二の子。幼名はフィーネといい、正体をあからさまに知らせたくない時や、気に入った者などには主に愛称としてこちらの名で呼ばせる。あまり大人になりたくないお年頃なのかもしれない。
 罠に嵌められての一方的な戦闘とはいえ、勇者と魔王の一騎討ちの場に何の前触れもなく割り込んで父ギオルジェダインを殺害。彼の魔剣を奪い取り、てんやわんやの混乱の中を勇者を攫って脱出した。これは不意を打つために様子を見ていた時、彼が人間や魔人といった括りではなく、『虐げられる弱者』のために憤激の拳を振るっていたのを見ていたが故のことだった。

 貴族然とした厳かな振る舞いが身についてはいるが、本人には静淑であろうとする心積もりはない。
 物言いは時に冷たく皮肉屋だが、基本的に心根は優しく、見ず知らずの他人のためにも本気で怒ることができる性格である。芸術にもそこそこ明るく、良い装飾の服を好み、野の草花を愛でる感性を持つ。
 面倒なことは嫌いで、瑣末事と見るやすべて大胆に切り捨て、堂々と振る舞う(例えば『洞窟をねぐらにしている盗賊団を退治して欲しい』という依頼に、戦利品とか死体の確認とかどうでもいいので洞窟を密閉したあと蒸し焼きにして、高熱と一酸化炭素中毒で雑に全殺しにした事などがある)が、先の計算ができないわけではない。無視してはいけないことと、どうでもいいことの区別はきちんとつけている。
 その一方で好奇心は旺盛で、各地の文化に対して様々に興味を示し、新しい町や村に到着するたびあちこちを歩き回りたがる。
 『おてんばな王女様』の概念を物騒な方向に百倍こじらせたような性格。

 魔人全体から見ても身体能力・魔法制御能力ともに非常に高く、素体のポテンシャルで言えば父親よりも遥かに上である。
 いかに勇者シスと言えども、一対一では勝機は薄い。



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