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◆エレイン・セルヴィハート

種族
人間
分類
アルフェイム
性別
年齢
19歳→23歳
身長
178cm
体重
70kg
出身
エメリス
髪色
瞳色
明るい緑
体力
魔力
攻撃
防御
SS
機動
発想

 元エメリス軍人の戦士。兵の中でも特筆すべき実力を持つ存在であり、軍内部の腐敗を許さず風紀を維持する一方で、自身はというと正義に悖るならば容赦なく戒律を破ることから、皮肉と称賛を込めて『破戒の盾』という異名で呼ばれた。
 ただし作戦行動中の規律違反は決して行わない。兵ひとりひとりの行動の信頼性が低下することは部隊の壊滅に繋がるからである。

 一見クールに見えるが直情的な熱血漢であり、敵以上に腐った味方を危険視して積極的に粛清しにかかる。それはそれである種の危険人物だが、天性のカンのようなもので目ざとく証拠を見つけては不正を暴いていくため、とりあえず組織の自浄機能としては働いている。
 勇者シスに対して面識のないうちから多少の対抗心があり、その活躍ぶりを聞くたびに『実力で超えてやりたい』と思っていた。後にデマを流されたときにも馬鹿正直に信じてしまい、おかげで後々まったく話が噛み合わないまま戦うことになった。

 賄賂によって悪事の揉み消しを図っていたベベトスの証拠記録をいつものように嗅ぎつけ、粛清に向かった際にシスと鉢合わせになったのが、二人が初めて出会った瞬間である。案の定、戦闘モードになって偽装を解いていたフィーネと共にいた事もあって全力で勘違いを加速させ、なし崩し的に交戦。屋敷をどんどん粉砕し、なんか乱入してきた別の魔人に対して途中から一緒に戦ってたあたりでようやく何かが変だと気付く。
 以降、彼の話を信じた戦士エレインは、エメリス帝国の内部に潜む巨悪を暴くために旅に加わることになる。

 旅の仲間となってからは、シスやフィーネの暴力に任せた荒れ狂う嵐のような、しかし美しく整合性のある戦い方に衝撃を受け、さらに己の戦い方を進化させてゆく。主に身体強化・知覚強化系の魔法を用いての近接戦闘を好んでいたが、そこから更に剪断力をかけて炎(プラズマ)を纏った剣を振るい、局所的な風圧で中空を蹴り加速する『魔法戦士』として成長してゆく。
 ちょっと野性的で単純なところがあるためか、よくフィーネにはからかわれて遊ばれているようだ。

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