TOP文章>退廃に誓う虚構と交錯・前編




退廃虚構交錯(前編)

 ――――



「殺してやる」

 人と出会う前からずっと、私は弱かった。

 深く暗い水槽のなかで、泣きそうな孤独のなかで、ずっとずっと呼吸を繰り返していた。
 冷たい水で浸された肺胞は、ただ静かに私の目覚めを待っていた──それなのに。

 弱い私は怯えるように力に(すが)り、水槽を這い出た先にあった水槽を叩き壊した。
 そしてその時、弱かった私は、上辺だけの強さで飾ったあたしになった。

 ──私は、あたしに、殺された。

 このままじゃ、いつかまた自分自身を殺してしまう。そんな事は理解(わか)ってるのに。
 それでも私は、死んだ心でそれを客観的に見ている、だけ。
 何をしようと、もう手遅れなのだから。

 “あたし”で在り続けるのは苦痛でしかないけれど、“私”を生き返らせるのは、より強い苦痛を伴う。
 それでも、こうすることで自分を保てるのなら、それでいい。
 あたしの心の底なんて、誰も覗けやしないし、教えもしない。
 あたしが流した涙の数なんて、誰も見ていないし、知りもしない。
 それでも、こうすることで……出会った人とずっと一緒にいられるなら、それでいい。

 目が視えない──目で視ることのできないあたしにとって、それが、たった一つの灯火でした。

 “わたし”に これが できますか?


(いや)なら、そのまま死んでいなさい」


 ……お願いです。
 好きでいて、とまでは言わないから。

 どうか、どうか、こんな私の側に、いてください……。



────



菅原道真(すがわらのみちざね)(845〜903)

漢学者、菅原是善(これよし)の子。
幼少の頃より和歌を詠み、漢詩をつくるなどの才能を発揮、神童と呼ばれる。
18歳にして文章生、33歳で文章博士となり、公務に就く。

887年、宇多天皇が即位すると、藤原氏の牽制のため重用され、
わずか10年の間に権大納言までに昇進。

897年、醍醐天皇即位と共に右大臣に選ばれる。
同時に左大臣に登用された藤原時平は、学者出の道真が貴族である自分と同じ権力を持っていることに納得できず、
醍醐天皇に「道真は今上天皇を廃し、道真の娘を妻に持つ斎世(ときよ)親王を皇位に就けようとしている」と注進。
当時16歳の子供であった醍醐天皇は、言われるままに道真の配流を命じた。

宇多法皇はどうにかして流刑の執行を止めようとしたが、藤原氏の妨害により失敗。
901年、菅原道真は太宰府に流された。

その後、道真は無実を訴える祭文をつくって七日七晩祈り続けたと言う。
祭文は天に昇り、梵天宮(ぼんてんぐう)に届いたとされるが、配流が解かれる事はなく
二年後の903年、59歳にして一生を終えた。

遺体は筑紫の四堂に埋葬される予定であったが、おかしなことに
途中で遺体を乗せた牛車を引く牛が何をしても動かなくなってしまった。
仕方なく遺体はその場に埋葬され、そこには後に太宰府天満宮が建造される事となる。


……だが、それで終わりではなかった。
と言うより、道真公について最も有名なのはここからの話である。

道真の死語、雷雨が頻繁に巻き起こるようになり、人は「彼は雷神と成った」と噂した。
朝廷も太宰府に雷神鎮撫(ちんぶ)の使者を送るが、雷雨は鎮まらず。
そして、905年の月蝕と妖霊雲の発生を始めとして、京の都を異常気象や出火などの怪異が襲い始める。

908年、宇多法皇の配流取り止めを妨害した藤原菅根が病死。
数ヶ月後、藤原時平が原因不明の病に臥せ、死亡。
913年、道真を蹴落として右大臣に就いた源光が死亡。
その翌年、藤原高子と斎世親王の屋敷が全焼。
923年に保明親王、そしてその次は源公忠と死んでいくが、
源公忠は死の三日後に蘇生し、
「冥府にて道真公と邂逅(かいこう)し、醍醐天皇への怨嗟(えんさ)の言葉を聞いた」と語っている。
そうして928年、とうとう醍醐天皇も“祟り”の手に掛かる。

醍醐天皇の死後にも強い怨恨の情は鎮まることを知らず、
藤原時平の子々孫々や醍醐天皇の後継を祟り続けていった。

祟りが途絶えたのは、彼の死から98年後の1001年。
一条天皇が安楽寺を訪れ、朝廷の非を詫び、跪いて(ゆる)しを請うと、
それまで続いていた数々の怪異は鳴りを潜めたという。


…………。



――――



 薄青い夜明けの色が、ぼやけた視界を照らし出す。
 紫紺色の前髪を払うと、無機質で冷たい空気が瞳を驚かした。今年の冬はだいぶ暖かいと言うが、朝の寒気は相変わらずだ。
 ゼノンはもう一度布団に潜り込み、小鳥の(さえず)る声を聴きながら毛布のありがたさを実感していた。
 ……どうせこんな平穏はすぐに壊されるんだ、無理に起きなくてもいいだろう。

「おーい、ゼノンくーん!」

 まだ陽も昇っていないのに、やたらと元気な声。予想通りのタイミングでドアを開ける崇神の気配を背に、ゼノンは溜息を一つ吐いた。
 頭の中には次々といつもの散歩コースの風景が展開されてゆく。今度はどこで道を外れて何時間で戻れるのだろうか……などと考えてみたが、憂鬱になりそうなのですぐにやめた。

「あれ、寝てる……んー、じゃあ今日はいっか」

 やがて聞こえたその言葉に、ゼノンは自分の耳を疑った。いつもなら、強引に布団を剥がして有無も言わさず引きずっていくのに。
 だが、寒い朝の散歩をやり過ごせるのなら、それ以上のことはない。だからゼノンは、狸寝入りを続けると言う選択をした。

 しかし。

「でも甘い!」

 その安息は、直後にベッドが爆発すると言う非日常により断絶された。

「呼吸が定期的すぎるのよっ。 寝息はもっと不定期になるもんなんだよね」

 腰に手を当てて得意顔で言う崇神を、ゼノンは天井に打ち付けられ、貼り付いたままの体勢で見下ろす。
 見たところ、布団は粉々に吹き飛び、もはや塵しか残っていないようだ。布団自体は安物なので財布へのダメージはまだ少ないが、肉体的なダメージは、日常生活を送る上ではまずありえないものである。

「起きてるのわかってて言ったんですか、崇神さん……ぐふっ」

 重力に従い、落下して床に這い(つくば)る。体はロクに動かないので視線だけを上げると、その先には、腰に両手を宛ててにやりと微笑む、動きやすそうな民族衣装を身に纏った、長い深緑の髪をした少女。背中に翼のような形状の光を纏わせた鳥型亜人の彼女――崇神は、勝ち誇ったような表情でさらりと自分の髪を()き、それに合わせて大きなリボンが風に舞った。

「あはは、だからそーゆーとこが甘いのよー。世の中いつ布団が吹っ飛ぶかわかんないんだから」
「そんな時代に不適切なダジャレみたいな世の中は嫌です……あとこっちみんな」

 地面にへばりついたままそう言うと、崇神は少し残念そうな表情をしてから、開けていた右眼を閉じた。それと同時に、動かなかった身体に感覚が戻り始めてゆく。

「あぁ、ようやく動けるようになった……危険だから無駄に幽体迸走(ゆうたいほうそう)使わないで、崇神」

 ゼノンは服に付着した煤を払い、ゆっくりと立ち上がった。さっきの爆発のダメージか、それともエーテルが希薄になっているからか、未だ少し足下がふらつく。

 ……幽体迸走とは、崇神の保有する特殊な視力である。
 視認した対象物の周辺に存在する幽体(エーテル)――世界に普遍(あまね)く存在している、力の根元のようなもの――を奪うことにより、一定の密度を保とうとした周囲のエーテルが一気に流れ込み暴走を起こすと言う、なんとも恐ろしい術だ。使い手がこの崇神であるなら、尚更のことである。
 片目で発揮する能力程度ならエーテルが少しずつ減少して身体が怠くなる程度で済むのだが、両目で見られてしまえば、大量のエーテルから産出されたエネルギーが暴発し、木端微塵に吹き飛んでしまうことだろう。
 ……そう、先刻のベッドのように。

「なんにも見えないってのも、結構寂しいもんなんだけどなぁ」
「仕方ないでしょうが、あんたは見たモノ片っ端からディストラクション痛い痛い渾身の力で(つね)らないで崇神さん」

 言うと、崇神は少しむっとしたように口許を尖らせたまま、珍しいことに、大人しくゼノンの頬から手を離した。

 容赦も無しに抓られていたため、手放されても尚、頬は熱い。流血でもしているのではないかと懸念して右掌で撫でてみたが、どうやら無事のようだ。ゼノンは溜め息を一つついて、諦観の意を示しながらも崇神に視線を戻した。

「で、崇神。今日はどこに行くの?」

 どうせ目的なんて最終的には無視される運命なんだろうが、一応訊いてみた。崇神はすぐに機嫌を直して……と言うより、最初から機嫌を悪くしたわけではないのだろう、笑って答える。

「んとね、今日は北部の“(ひず)み”エリアに行こうかなー、なんて」
「北部まで行くのか、結構遠いね」

 ゼノンは頭の中に地図を描き、かかるであろう時間を概算しながら呟いた。

 この街、古空の都アルトヒンメルは、中心である中央部を取り巻くようにして、それぞれの方角に応じた八つの区画に分かたれている。現在ゼノン達が住んでいる第三居住区は北東部に属しており、この街に住む友人達の中でもわりと中央部に近い位置にある。北東部から北部への移動……と、そう言うだけではあまり遠くも感じないのだが、この街はなかなかに広く、一区画移動するだけでも随分な時間がかかってしまうのだ。ゼノン達もここで暮らすようになって(しばら)く経つが、未だに全容は把握できていない。本来、区画間の移動には電車などの乗り物を使うのが一般的なのだが、どうやら崇神はその類のものが苦手らしく、一区画程度の移動では滅多に使わない。
 実際、この街は独特の景観を持っており、某ねずみさん帝国のように、移動するにつれて目まぐるしく移ろうそれを観ながら歩くのも、まあ悪くないとは思う。彼らをここに導いた人間の話では、歴史から消えていった記憶たちが凝り固まってできたのがこの街だと言う。虚構か真実かは判らないが、様々な時代、様々な場所の景色が前衛芸術やシュールリアリズムの作品のように、自然かつ不自然に集まったこの街には、少なくとも人に()って設定されたテーマは無い。あらゆる区画に浮遊する戯光(ぎこう)――意識や実体を持たない、正体不明の希薄な浮遊発光体――は、そんな不思議な街から、さらに現実味を奪っている。

「でも、歪みエリアって確か廃墟じゃなかった?」
「そうだよ、なんか面白そうでしょ!」

 莞爾(かんじ)とした笑顔で、軽々と言い放つ崇神。

「面白そうって、お前……」

 確かに、そういったものに興味がないと言うわけではない。逆に、こんな浮世離れした街の廃墟ならば、是非行ってみたいところだ。
 だが……如何せん遠すぎる。朝食をとってすぐ出発しても、恐らく着くのは昼前だろう。更に言うならば、目標を失くした後の崇神がスムーズに家まで帰ると言うことは、まず有り得ない。家に着くのはもはや夜、流石に散歩でこれは長い。
 しかも、幽霊以外に対しては妙に怖がりな崇神のことだ、廃墟なんて行ったらまた眠れなくなるだろう。そのとばっちりを受けるのは、やはりゼノンなのである。また何かしら理由をつけて、深夜まで部屋に居座られるのは目に見えている。

 崇神が自分の部屋にいることには、どうも慣れない。それが深夜帯であるなら尚更のことだ。こんな性格の破綻した鳥娘でも、やはり二人きりとなると緊張してしまうものだ。何より、そう思われていることを彼女自身が自覚しているから性質が悪い。
 肉体的ものとは違い、精神的な疲弊は慣れでどうにかなるものではないのだ。変な気を起こさないうちに寝てしまえばいいのかもしれないが、そんなことをしたら次の日の朝には額に「肉」とか書かれているに違いない。

「怖がらないか?」

 言った途端、唐突に背後の椅子が盛大に爆発し、変わらず満面の笑顔を湛えた崇神の足下を、細かな破片が掠めた。彼女が意図的に対象をずらしてくれていなかったら、ゼノンはこの世から消滅していただろう。

「ん?」

 眼前に立って、顔面に笑みを貼り付けた崇神は、少し身を乗り出して可愛らしく首を傾げた。その小さな身体は、まるで銃口をこちらに向けた殺し屋か、最期の言葉を促す死刑執行人のように見える。
 ゼノンは、僅かに残った抵抗の意志を溜息に乗せて吐き出し、苦笑気味に頷いた。

「……行こっか」
「わーい!」

 少女の形骸をとった悪魔は、わざとらしくはしゃいで見せた。

 いつも通り。ゼノンにとっては、これが日常である。



 ――――



 そこは、まさに廃墟だった。

 呆然と立ち尽くすゼノン達の他に人の気配は無く、いつもと同じように薄緑色に淡く光る戯光も、どこか不気味に見える。
 どうやら、廃墟を見にいくと言う目的は、予想外に早く達成されてしまったらしい。唯一廃墟と呼べない箇所があるなら、建築物に損傷や風化が全く見受けられないあたりだろうか。

「んっんー?」

 崇神は目を閉じたままできょろきょろと辺りを見回し、何かを探すように数歩ずつ足を進めては戻りを繰り返している。
 流石の彼女でも、住んでいた町から一夜にして人が消えたとなれば、調査する気になるのだろう。

 そう、二人はまだ北東部から出ていなかった。
 今回は少し遠出になるので、誰か他の友人に一言告げてから出かけようと思ったのだが、どこを訪ねても誰もいないのだ。おかしいと思い近所を散策してみるも、人間らしき影はどこにも見当たらない。友人の一人、聖の家に至っては、ドアも開いたままだ。ある程度の異常は日常として考えていると自覚してはいるが、ここまでくると非日常以外の何物でもない。

「崇神、何か解った?」

 無言でいるのも何なので、その辺をうろうろふらふらと歩き回る崇神に、月並みな質問を投げかけてみた。彼女は赤いリボンを揺らして振り返り、にこりと笑ってゼノンの方に数歩歩み寄る。

「えっとー、あたしの顔、見ててね」

 そう言うと、崇神は少し前屈みになり、屈託のない微笑みをゼノンの顔に近づけた。ゼノンは少し困惑しつつも、視界一杯に広がった彼女の顔をじっと見返す。
 幽体迸走を発動させないように目を閉じているため、笑むようにして少し唇を開いたその表情は、まるで接吻をねだっているようにも見えた。一瞬だけ、ゼノンは実際にそれを実行したくなり、慌ててその思考を振り払って、冷や汗と一緒に体外へと押し出す。

 とまぁ、ゼノンが一人で思考のお祭りに翻弄されていた所、不意をついて崇神が――その両の瞼を、開いた。

「え……っ!?」
「ほーら、爆発しないー」

 大きく仰け反ったゼノンを“見て”、崇神は言う。

「まさかと思ってやってみたんだけど、やっぱり幽体迸走が発動しないんだー」

 きょろきょろと、目を開けて周囲を見渡す崇神。得られる物は変わらないとはいえ、魔力のスキャンによる模倣的な視界ではなく、光学的な本物の視界が得られる事が嬉しいのだろうか。
 彼女は人の消えた町を暫く見回すと、またゼノンの方に向き直り、白く細い人差し指を自分の足下に向けて唇を開く。

「うん、たぶんだけど、今のここはアストラル界の環境に酷似してるみたい」
「アストラル界とな」

 鸚鵡(おうむ)返しに訪ねるゼノンを見て、崇神は地面に向けていた人差し指をそのまま上に運び、蟀谷(こめかみ)をこつこつと叩いて数秒、腕組みをしてゆっくりと考えながら言葉を紡ぎ始める。

「アストラル……星幽体とも言うわね、生き物の魂を構成する霊妙な物質のことよ。あたし達が普段いる物質界は光学による視界と神経系を伝う電気信号で認識されるけど、この星幽体で構成されたアストラル界は思考と感覚だけで認識される不安定な世界。個人の願望や恐怖に容易く影響されちゃう」

 崇神は姿勢も変えずにそう説明してくれたが、正直ゼノンにはあまり理解できたものではなかった。
 生憎、崇神のように平和な街中で黒魔術を行使する趣味も、またそれに必要とされる知識も、ゼノンは持ち合わせていない。

「それで、俺達は今そこにいるっての?」

 その問いかけに、崇神は両手を腰に宛てて小さく首を振った。

「や、ただ環境が酷似してるってだけで、今いるのは二つの中間ってとこね。本当にアストラル界にいるなら、心の中がそのまま周りに投影されるから……そしたらあたしがすぐわかるよ」

 聞いているだけで脳内の神経がこんがらがってきたが、情報を総合すると、人がいなくなったのではなく、二人が一種の精神世界のような亜空間に引き込まれたと言うことらしい。
 不自然な現象には、必ずそれを引き起こす原因となるものがある。目の前で起きている物事だけに囚われず、まずは現状を解析するのが解決への第一歩……と、昔誰かに言われた事があった。だが実際、このような“不自然”を超越した範囲になってしまうと、ゼノンにはもはや手に負えない。

「でも、こんな簡単なことで世界ごと移動するなんてことは有り得ない。黒神邸のスキャナを使えば、一帯の空間に起きている差を探知できるはずだよ。きっとその中心が異常の原因で、それからは──」

 その点、崇神は大抵のことに的確な判断を下すことができる。今だって、いとも簡単にゼノンの思考では到底及ばない部分まで推測し、特に考える時間もなしに対処法までも提示してくれているのだ。
 自分では彼女に勝る点などないのではないか、と、そう思えてしまうほどに、崇神は完璧だった。

「──ゼノンくん、聞いてる?」
「いえ、聞いててもさっぱりですので」

 この上なく正直な感想をさらりと述べてみたところ、崇神は人差し指で頬を掻きながら「仕方ないなぁ」と苦笑気味に笑い、そのまま身を翻して無人の街道を歩き始めた。
 ……なにやら彼女が甘くなった気がするが、これは幽体迸走を脅しに使えなくなったが故のことなのだろうか。てことはこの世界てむしろ望むところなん……いやいや。帰れないのはさすがに困るだろう。
 とりあえず、今は黙って彼女についていく事にした。

「あ、そうだ」
「何?」
「帰ったら廃墟ツアーは続行だからね、今日中に帰りたかったらきっちり働いて早めに終わらせるよーに」

 まさに外道。







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