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第三十八話 かくて仔は緋の運命に落つ



 オークランド国際空港から、州間高速道路880号線を南へ、続いて238号線、580号線を東へと乗り継いで五十分ほど行った所に、ローレンス・リバモア国立研究所は存在している。

 しかし、足は現地の研究員が用意するという手筈(てはず)になっていたが、よもや八人乗りのワンボックスが置いてあるだけとは思わなかった。これを運転して来たと思われる亜人の青年は、(うつせ)たちを認めるや(いな)や「これ使ってください。じゃ」とギネス級の情報伝達技術を発揮し、もう一人の車で帰っていった。
 ……こういう時、ライト達を連れてきてよかったと思う。ツッコみたい部分には各人勝手にツッコんでくれるからだ。

 さておき、アメリカの高速道路を八人乗りの車で五十分。いつもは現のための運転役を喜んで買って出る(かくり)も、今回ばかりは、一文字(いちもんじ)に結んだ唇の端が僅かに引き()っている気がした。
 対照的に、後ろの子供たちは、互いの距離が近い事もあってか、さも今から遠足にでも出かけるかのような騒ぎようである。思えば、自分も彼らくらいの頃は騒ぎながら旅をしていたな、なんて感傷に浸ってもみた。


 黒神(くろがみ)現という男には、安住できる地が無かった。
 十一歳の時に家が焼け落ち、両親を()くしてから、さほど遠くもない親戚であり、義妹(いもうと)でもある幽と共に、各地を転々としてきたのだ。
 亜人を手駒として配するのは、趣味や道楽などではない。彼らの力を借り、自分の知識を貸す――そういった共生関係を築かなければ、今まで生きてこられなかったからだ。没落した家の子供が再起を図る方法など、“より強大な他者の力を使役する”以外に無かった。
 レイと出会ったのも旅の途中――ドイツのマックス・プランク物理学研究所で、当時十二歳の彼女が苦戦していた、量子重力理論上のヒルベルト空間における波動関数の記述について、ふと目に()まったから、経路積分について助言してみたのが切欠(きっかけ)だった。
 その時、現は一つ上の十三歳。旅をしながら、片手間の勉強だけで至れる境地とは思い(がた)いだろう。
 “因果性”に従って言うのなら、その“結果”にはそれだけの“原因”がある。

 この“黒神”と言う血筋には、呪いが付き(まと)う。
 などと言うと、また何を非科学的な事を、などと呆れられるのが常だった。少なくとも、子供の頃は。
 だが、実際に現象として起こってしまっている以上、“実在する物理現象”を否定する方が非科学的な見地だと言える。
 何も、誰かに(うら)まれて、儀式と共に変な呪文を唱えられたから苦しくなったとか、そういう事ではないのだ。
 ただ未知の物理現象を、かつての現が“呪い”と表現しただけで、文化人類学用語であるところの“呪詛(じゅそ)”等とは何の関係も無い。

 ()き物筋、と言うものがある。
 “犬神”や“蛇神”のような、動物霊を守護精霊のように使役し、正しく(まつ)ればその血筋の者に繁栄を与え、外部の者や慰撫(いぶ)を忘れた者には災禍(さいか)(もたら)すと言う家系だ。加護と祟りと言う、メリットとデメリットを同時に受けるという点では、これは西洋魔術などに()ける召喚・契約儀式に近い。また、憑き物は憑代(よりしろ)顕現(けんげん)するより、独立して行動するため、憑依ではなく一種の烙印(スティグマ)であるとも解釈できる。
 民俗学的に説明するなら、これは一家が急に富を()した事に対する閉鎖的な村人の嫉妬や、精神疾患など、当時の知識では医学的な説明が難しかった病を説明するために生み出された概念(狐憑き)とされるのだが――
 (ふる)魔術書(グリムワール)の幾つかにおいて、“黒神”と言う家系もまた、これに数えられている。

 それが実際に呪いだとか祟りだとか言われる類のものか否かはさておき、“黒神”の血と言うものは、確かに莫大な“知識”を与え、“強運”を呼ぶ。現も幽も、幾度と無くそれを実感している。
 しかし、それと同時に、“不運”もまた、望まずとも舞い込むのだ。
 強運と不運の共存。一見して矛盾とも取れるこの一文。(すなわ)ち――“黒神家の者は、異常なまでに、若くしての事故死・病死率が高い”。これは、統計的な事実である。実際、黒神家の人間に、二十代後半まで生きられた者は(ほとん)ど居ない。


 現は一つ、何とも莫迦(ばか)莫迦しい空想を持っている。
 “黒神”と言う烙印(スティグマ)を血に持つ者は、世界を正常に保つために、この意外と曖昧な世界の(しわ)寄せを一手に引き受けるために、所謂(いわゆる)デバッグ権限のようなものを持たされてしまったのではないか、と。
 そんな権限を持つ者が、世界に反旗を翻してはいけないから、それと気付くような年齢になったら子孫だけ残して勝手に死ぬような自浄機能もまた、ついているのではないか、と。
 プログラムされた細胞死、アポトーシスという現象は、これに似ていた。
 ――では、そんな権限を誰が授けたと言うのか?
 人間には到底不可能な、そんな権利を与えたのは、人間以外の“何”だ――?

 現は自嘲(じちょう)的な薄笑みを浮かべ、フロントガラス越しに蒼穹(そうきゅう)を見上げた。
 全員が諸々(もろもろ)の準備を終わらせ、日本を発ったのは結局真夜中だったが、時差により、一行の向かう東の空には、太陽がもう随分高く輝いている。
 その太陽の向こうに、何らかの存在を(とお)し見る如く、現は、微笑していた。


 研究所への立ち入りは、想定していたよりも難儀せずに終えられた。
 まずはウエスト・ゲートの事務所にて全員分の入場審査を受け、パスポートを始めとする幾つかの身分証明書類を提示する。事前に連絡が行き届いていたのだろう、然程(さほど)手間取ることなく、全員の顔写真タグのついた、青い長方形のセキュリティ・バッジが差し出された。
 ()くまでも、ここは米国政府エネルギー省直属の研究所である。核兵器開発を目的に作られたという、設立上の経緯も言わずもがな。現在も、その研究内容には国家機密を多く含んでいるため、外国人にこのバッジを渡すためには厳重な審査を行わなければならない。
 その点において、プロセスに省略は無かったはずだ。
 しかし、彼らは最初から信用に足る存在だと最初から解っているかのように、審査はスムーズなものだった。現が事前に送っておいた、ライト達のパーソナル・データが役立っていたのかも知れない。(もっと)も、それを踏まえた上でもうちょっとかかるかと目算していたのだが。

 兎角(とかく)、入場許可証を得た一行は、そのまま同研究所内のテラスケール・シミュレーション施設へと歩を進める。
 白い壁面と(みどり)硝子(がらす)が美しい、この巨大な建物は、百個近いラックに収納されたスーパーコンピューターと、それを冷却する大規模な空調装置を収めるために設計されたものだ。“クロニクル”を一時収容しておくには、まさに打ってつけの施設とも言える。

 ――それが“本当は”何であるのか、知っている人間がどれほどいるかは(さて)置き。

 急遽(しつら)えられた簡素なモニタリング・ルームの中で、現は独り、腕組みをした姿勢のまま、目深(まぶか)帽子をぴんと弾いた。透き通った紅玉(ルビー)色の瞳が、モニターの中の亜人達を映す。
 “ダイブ”の詳細な手順説明は、今、幽がやってくれているはずだ。モニターの中では、ヘッドギアのようなものを取り付け、(ひつぎ)のようなカプセルに寝かせられる一行の姿が見える。角や耳を通せるようなものを事前に用意しておいたはずだが、実際に取り付けるのには少々難儀しているようだ。

 不意に近くから、少女の声が響いた。

「本当の事、言ってないんだ」

 揶揄(やゆ)するでもなく、称賛するでもなく、少女は淡々と、肩口に切りそろえたセピア色の髪を揺らしながら言った。その隙間から、小さな熊型の耳が揺れる。
 ラスティ。現は、扉を開ける気配も無く現れた少女の名を、視線も()らず口にした。

噫々(ああ)、ラスティ。我が下僕(しもべ)よ。私は“嘘”は言っていない。だが、彼らはきっと“曲解”しているだろうな。私がそれを誘発したのも、また客観的な事実だろう。それで、君は私を責めに来たのかね?」
真逆(まさか)。私に弱者救済の(そんな)趣味は無いよ。私の趣味は盗みと紅茶」
「よく言う。結局は弱者救済の(そんな)趣味が(こう)じての事だろう」

 皮肉めいた笑みを互いに浮かべ合いながら、両者は狭い部屋に影を落とした。全体を観測する為に作られたこの一室だが、人影は他に見えない。
 ラスティは小柄な体躯(たいく)を折り曲げるように、現の座った小さな椅子の背もたれに両腕をつき、同じモニターを覗きこんだ。

「シミュレーテッド・リアリティなんて技術、まだ完成してないでしょ」
「うむ、完成していないと明言した。(いま)だ途上であり、まだ実験段階に足を踏み入れた程度だとな。彼らがどう曲解したかは知らんが」
「アゲート・プロジェクトは実は仮想空間なんかじゃなく、鐫界器(せんかいき)を媒介することで、実際に一つの時空連続体(せかい)を構築していたって事も、言ってなかったよね」
「聞かれなかったからな。“最初は”仮想現実プロジェクトだったのは確かだ」
「何より“クロニクル”は――」
「ああ、アゲートに付随して作られたのではない。人工鐫界器“クロニクル”を模倣して、アゲートが作られたのだ。“クロニクル”に比べれば、あんな世界は、出来損ないの模造品に過ぎぬ」

 淡々と答えながら、現は隣に突き出されたラスティの髪を()でた。白く細い指の隙間に、いかにも少女然とした細やかな髪が流れる。
 撫でられながら、しかし彼女はどこか憮然(ぶぜん)とした面持ちで、

「意地悪だなぁー、なんも言ってあげないで」
「んむ? 失敬な。私は“みかけハこハゐがとんだいゝ人だ(見かけは怖いがとんだ良い人だ)”ろう」
「……歌川国芳(うたがわくによし)?」
「おお。よく解ったな」
「解らない前提でネタ振って来ないでよね」

 呆れ半分の笑顔に、暗く冷たい空気が()ける。
 モニターの映像に視線を戻せば、今や転送準備は(おおむ)ね完了していることが示されていた。程なくして、指揮を取っている幽からの通信が入る。

『――うー……現。準備完了。いつでもいける』
(よろ)しい」

 各カメラの映像には、六つのカプセルにしっかりと収められた六人の亜人がいた。電子ロックさえ外れた後は、内側から比較的簡単に開くようになっている。飽くまでも、これは彼らを守るための鎧なのだから。
 現はそれを確認すると、モニター近くに置かれたマイクに向けて、端的な命令を発した。

「確認した。対電磁波防御スクリーン・アップ。二秒後から転送実行」
『了解。対電磁波防御スクリーン展開。二秒後から転送行程を開始します』

 ここから先の言葉は、カプセルの中の彼らには届かない。
 届いた所で、即座に理解はされないだろう。もし理解されたとしても――これが精神投影(ダイブ)実験ではないと気付いてしまったとしても、行程完了まで脱出することはできない。もはや、(さい)は投げられたのだ。

『セグメント、ロメオまで解放完了――疑似重力特異点の円周加速、臨界点に到達。第二重力子層形成――セグメント、シエラからも全解放――確認。座標軸固定、シュテルン・エンジン始動――』

 凛として紡がれる韻律(いんりつ)は、地鳴りにも似た響きの中で、(さえず)りのように(こだま)した。

 二年前の転送よりも、遥かに小規模な装置を用いての転送。
 目的地の設定も違うが、それを成すための材料は既に在る。
 桜花(おうか)(ひじり)――彼女が転移してきた後、何のためにあんなにも執拗(しつよう)な検査を繰り返したのか?
 全ては、この為。
 全てはこの時、アビスゲートの時空操作能力を外部から利用する為だ。その為にあの鐫界器を幾度と無く“サンゲタル”にかけ、内部構造を解析してきた。

 ラスティの持つ“空間”の鐫界器でも、クロニクル内部の、プランクスケールにまで縮小された時空連続体(せかい)に入り込むこと自体は可能だ。しかし、あれを使ったところで、“円”を描ける内側の人間しか移動できない。使用者と、もう一人、合計二人が関の山だろう。
 それでは、駄目なのだ。
 だからこそ、同じ“時空”に干渉可能な“時間”の鐫界器、アビスゲートに選ばれた桜花聖に、協力して貰わなければならなかった。

 これは、常人ならば到底“旅行気分”で行える任務ではない。(まご)うこと無く、危険な賭けだ。
 鐫界器と言うものが一体どういう作動原理を(もっ)てあんな奇妙な物理現象を起こしているのか、何一つ解っていない。ただ、とにかくこうなるのだ、というだけのものを、推測に過ぎないそれを、作戦の中枢に立てているのだ。
 同様に魔力を与えたからと言って、同様の現象が起こる保証はどこにも無いと言うのに。

「さて、落ちる流星は吉か凶か……」
「うっわ珍しー。現が占い信じるみたいなコト言ってる」
「おや、失敬だな。科学者と言うのはロマンチストなものだよ。信じるに足る根拠を持つ占いを何時(いつ)の世も求めている。例えば物理法則、とかね」

 言って、現は微笑みかける。ポーカーフェイスを求められる立場上、あまり他人に見せることの少ない、自然な笑みである。
 ラスティも、それを見て思わず吹き出し、「何それ、学者ジョーク?」と微笑で返した。本人からしてみれば、別にジョークで言ったつもりは無いのだが、それは今は()したる問題ではあるまい。
 ラスティの身長は種族の特徴故に低く、その一瞬だけを抜き出してみれば、まるで談笑する父親と娘のようなシルエットに映る事だろう。

「――妙だな」

 しかし、和やかな空気は、目を細めた現の一言で断ち切られた。
 不意に鋭くなった彼の目に、ラスティの背にも緊張が走る。彼女は半ば無意識に、背中の刃に左手を遣っていた。

「妙って……何が」
「幽からの成功報告が予想より遅い。何か起きたな」
「そ、そんな、まだ数秒――」

 否定しようとした彼女の声は、瞬間、勢い良く開いた扉の音で掻き消された。

「うーくんっ!」

 扉の先には、乱れた呼吸に肩を上下させ、見たことも無いほどに焦燥(しょうそう)した表情を見せる、銀髪の少女――幽の姿。
 そして今、このモニター室で、何故か現と共にいる――しかもやけに親密そうにしているラスティの姿を見て、その慌てぶりが加速する。

「なっ……う、うーくんに何してるんですかっ! じゃなくてっ、もう、もうっ、何してたんですかっ! ちがう変わってない! 過去形ッ!」
「落ち着け、幽。ラスティは任務の待機中だ。して、何があった? 只事(ただごと)ではあるまい?」

 現が眼前に差し出した手を両手で取って、幽はこくんと頷いた。ほんの一瞬の遣り取りではあったが、あれだけ取り乱していた幽は、深呼吸の一度すら介さず、今の一瞬だけで平静を取り戻し、真剣な表情で唇を開いた。

「転送事故です。ライト・エーベルヴァイン、リミル・ティセリウスの両名、識別信号消失(シグナル・ロスト)
「何だとッ!?」

 がたん、と椅子を跳ね上げるように、立ち上がる。それは、傍目(はため)から見てもそれと判る、完全な、狼狽(ろうばい)であった。
 ラスティも、幽も、言葉を中断し、目を丸くして彼を見る。僅かばかりの静寂が、小さな部屋に訪れた。
 ややあって、彼は広げた(てのひら)を自分の口元に貼り付け、静かに、椅子に座り直す。

「いや、済まぬ。幽、報告を続けてくれ」
「あっ……は、はい、失礼……その、しました」

 呆気にとられていた幽は、はっと我に返ったように答えて、報告を続ける。――あの現がこうも喫驚(きっきょう)する場面を見てしまえば、それは、呆気にもとられようというものだが。

「ほ、他四名も、シグナルこそ生きてるけど、恐らく転移先座標に変化があり……合流は、希望的観測が可能な状況では無いかと思われる……」
「ライト達のシグナルは、どの段階で消失した?」
「トレースしたよ。その……」
「転送直後、完了前か」
「……うん。生存は、絶望的だと……思う」

 沈痛な表情をして、消え入るように言う幽の両手を、どこか遠くを見るような、穏やかな表情でそっと握る現。
 とは言え、ラスティとしても今の会話だけでは状況が把握しきれていないので、両者の表情を見比べてから、モニターに目を遣った。そこには、カプセルごと六人の姿が消滅し、空っぽになった部屋の映像が映し出されている。
 すると、不意にはっきりとよく通る、演者のような現の台詞が、彼女の熊型の耳に飛び込んだ。

「ラスティ、計画変更だ。六人なら可能だろうと踏んだ任務だが、四人になり、その四人も分断された。状況続行は不可能と判断する。即座に“クロニクル”内部へ(おもむ)き、彼らを回収せよ」
「な、何さ、どういう事……」
「いいか、ラスティ。この転送技術は、多重化させた擬似重力特異点の円周加速運動によって、ワームホールのような時空連続体である転移チューブを開くという技術だ」

 突然、現が転送技術の解説を始めた。ラスティは、彼が()だ何か錯乱しているのかと思ったが、その声色は冷静そのものだ。

「この転移チューブの中に生身で放り出されれば、普通は潮汐(ちょうせき)力――四方八方から襲う巨大な引力のようなもので身体が引き裂かれてしまう。だから、シュテルン・エンジンによって負のエネルギーを作り出し、潮汐力のエネルギーを相殺(そうさい)することで通り抜けるのだ」

 難しい話だったが、噛み砕いて考えれば、どういう意味なのか理解できない程ではなかった。
 そして、そこまで聞けば、ラスティにも彼が言わんとしていることがどういうことなのか、わかりかけてきた。即ち――ライトとリミル、二人が、“どうなってしまったのか”ということに。

「……シグナルが消失したのが、転送完了後の事なら、その衝撃による故障か……もしくは、転送先にシグナルの送信を妨害するような特殊な電波や粒子があれば、充分に有り得る。だが、そうではないという事は、可能性は考えられる限り一つだ」

 現は冷静に言って見せ、未だ不安げな幽の手を握ったまま、静かに立ち上がった。透き通った紅玉色の瞳が、ラスティの、山吹色の瞳を射抜く。

「――ライト、リミル両名は、転移チューブの潮汐力に原子レベルで分解され、消滅した」


 ざわり――と、一つの風もない部屋で、空気の(かたまり)が不気味に蠕動(ぜんどう)するかのように、揺れた。
 ちりちりと、皆の首筋を掠めながら。



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